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ご存知の通り糖尿病患者は日本で急増しており、890万人と推定されています。しかし、専門医不足からくるコントロール不良のため、腎不全や脳血管障害、視力障害といった合併症に苦しむ患者さんがあとを絶ちません。
当糖尿病研究室の歴史は古く、第2内科第2代教授 武谷廣先生の時代の1923年に日本で初めてインスリン治療を導入し、第3代教授 楠五郎雄先生は糖尿病が専門で、1957年糖尿病の教科書を出版されています。現在の糖尿病研究室(2研)は楠教授時代に設立され、初代の研究室主任は平田幸正先生(東京女子医大糖尿病センター名誉所長、昭和23年九州大学卒)です。設立以来、50年以上が過ぎ、研究室員も100名を超えています。日本糖尿病協会福岡県支部は設立以来、当研究室に支部が置かれています。
現在、当研究室員を糖尿病専門医として派遣している病院は福岡赤十字病院(6人)、九州中央病院(4人)、白十字病院(3人)、九州医療センター(1人)、福岡歯科大学(1人)、原土井病院(1人)、の福岡市内の病院をはじめ、聖マリア病院(5人)、福岡東医療センター(3人)、新日鐵八幡記念病院(3人)、九州厚生年金病院(1人)、九州歯科大学(1人)、などです。
また、当研究室出身で糖尿病を専門として開業している者も福岡市近辺だけでも20名以上にのぼっており、今後も増える見込みです。
糖尿病専門医は内科認定医取得後、3年間糖尿病学会が認定した研修病院で3年間研修した後、試験を受けます。毎年数名が認定されています。また、その上に研修指導医があります。
大学での研究は教員2名、学術研究員1名、大学院生・研究生5名、医員1名です。
疫学研究として世界的に有名な久山町研究を共同で行っており、平成20年度より福岡県糖尿病患者データベース研究を開始しています。
その他、膵ランゲルハンス氏島の実験糖尿病と培養血管内皮細胞を用いた血管障害など合併症に関する研究で、
基礎研究と臨床研究を広く行っています。
以上、当研究室は歴代の研究室員の努力により長い歴史と実績を誇っており、たくさんの人が参加されることを願っています。
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