第97回九州支部例会 掲載日2012年11月08日
会  長  : 八尾 建史(福岡大学筑紫病院 内視鏡部)
日  時  : 平成26年7月4日(金)、5日(土)
場  所  :
アクロス福岡 盛会のうちに終了いたしました
詳  細  : ※第103回日本消化器病学会九州支部例会(光山慶一会長)との合同開催です。
盛会の内に終了いたしました。

◇第97回例会奨励賞受賞者が決定しました(word)


例会ホームページ:http://www.c-linkage.co.jp/103-97jgesk/

※評議員会のご案内は、支部より発送いたします。また、欠席される先生は、委任状の提出をお願いいたします。(委任状は、案内状についています)

◇例会会告◇(PDF)


演題募集は終了いたしました。

演題は、シンポジウム、ワークショップ、特別企画、一般演題、 専修医発表、研修医発表を募集します。

■シンポジウム(公募)

1. 代謝性肝疾患の病態、診断と治療(消化器病学会)

2. 新たなモダリティを用いたIBDの診療(消化器病学会/内視鏡学会)
近年の炎症性腸疾患(IBD)診療の考え方は、新しい薬剤の開発や適応拡大などによる治療法の変化のみならず、検査の分野においても、カプセル内視鏡、バルーン内視鏡、CT colomoscopy、PETCT等の画像診断、血清・便中マーカーやサイトカイン等のバイオマーカー、腸内細菌叢のdysbiosisの知見等によりめまぐるしく変化してきている。本シンポジウムでは、これらの新しいモダリティをIBD診療の診断、治療選択、治療効果の判定、cancer screeningなど、どの場面においていかに活用しているかの診療戦略に各施設での考え方を示していただき、情報を共有化することでこれからのIBD診療に役立てたい。

3. 九州発・消化器内視鏡学のエビデンス(内視鏡学会)

日常診療においてエビデンスに基づく医療の実践の重要性が認識されていますが、九州発の内視鏡学に関する臨床研究が質の高いエビデンスとなるために私たちはどう取り組めばよいでしょうか?
本シンポジウムでは、これまでどのようなエビデンスが九州から報告されたか振り返り、それをもとに今後さらに質の高いエビデンスをつくりあげていくための方法論や方向性ついても討論したいと思います。未発表の内視鏡診療の研究はもちろん、既発表の研究成果についても今後の展望を含め様々な角度から発表を期待します。なお、既発表の内容は学術的意義を損なわないように、総説形式または簡単な研究内容の紹介を抄録に記載して下さい。一方で、質の高い研究計画を立案し実施するには、専門的ノウハウが重要です。そこで、今回は経験豊富な臨床疫学のエキスパートをコメンテーターとして招き、高いエビデンスレベルに繋がる立案のコツやピットフォールをアドバイス頂く予定です。奮ってご応募下さい。

4. IBD関連腫瘍 診療の現状と展望(消化器病学会/内視鏡学会)

炎症性腸疾患(IBD)長期経過例の増加に伴い、腸管炎症を背景に発生するIBD関連腫瘍の問題が注目されている。潰瘍性大腸炎では内視鏡的サーベイランスが推奨され、色素内視鏡・拡大内視鏡などを用いた狙撃生検の有用性が明らかにされつつあるが、依然として早期癌やdysplasiaの発見は容易ではない。一方、クローン病では腸管狭窄部や痔瘻をはじめとする瘻孔形成部に発生することが多く、早期診断のみならず術前の確定診断さえ困難なことが少なくない。しかし、IBD長期予後改善を論じる上で、本腫瘍の適切な取り扱いが重要であることは言うまでもない。本シンポジウムでは、多施設からIBD関連腫瘍経験例を発表していただき、本腫瘍の臨床病理学特徴を認識するとともに診療上の問題点を探りたい。その上で、サーベイランスにおける注意点や具体的方法について活発に討議する場としたい。


■ワークショップ(公募)

1. 胆膵疾患の救急医療の現状と展望(消化器病学会/内視鏡学会)

近年、救急医療を担当する施設や医師には多くの社会的ニーズが増加し、その医療体制に対する問題が話題になる。胆膵疾患に対する治療は各疾患のガイドラインをベースに外科的・内視鏡的治療が行われていると思われる。しかし検査的治療を行う施行者のスキル、各施設の機器や使用器具などハード面、また各施設毎の患者年齢や既往疾患、背景の違いなどから、治療ストラテジーも異なっていよう。
本セッションでは各施設の胆膵の救急疾患(急性膵炎、急性胆管炎・胆嚢炎、外傷など)の現状、治療方針と成績についてご呈示いただきたい。また胆膵疾患の検査治療施行は、その特殊性ゆえに経験豊富なベテラン医師のみによって行われがちである。今後若い胆膵疾患を専門とする優秀な医師が数多く育つことを願って、施設ごとの各検査・治療のトレーニング法や教育方法も併せてお聞かせ願いたい。奮っての演題登録とご参加をお願いしたい。

2. 消化器癌に対する分子標的治療の基礎と臨床(消化器病学会)

■特別企画(公募※一部指定)

症例検討 大腸、胃(内視鏡学会)

大腸

従来、大腸上皮性腫瘍病変の内視鏡診断は、白色光を用いた通常観察にインジゴカルミン撒布による色素内視鏡観察を加えた方法が主体で、病変の質または深達度診断に迷う症例に対してはクリスタルバイオレット染色下での pit pattern 観察や超音波内視鏡により診断の確定が行われてきた。近年これに加えて、 Narrow Band Imaging(NBI)や Flexible spectral Imaging Color Enhancement(FICE)システム下で微少血管構築像ならびに粘膜表面微細構造を拡大観察する手法が盛んに行われるようになった。さらには新しい内視鏡器の登場により、以前にも増してより鮮明で、解像度の高い内視鏡画像を得ることが可能になり、更なる診断学の向上が望まれるところである。本セッションでは、質の高い良好な内視鏡画像を元に、摘出標本ならびに病理組織所見との1対1対応が可能な症例を応募いただき、大豊病変に対する質ならびに深達度診断の限界まで迫りたい。症例は通常の大腸上皮性腫瘍、特に早期大腸癌を中心に、細菌学会や研究会などで取り上げられる機会の多き広基性鋸歯状病変(sessile serrated adenoma/poiyp;SSA/P)や炎症性腸疾患関連腫瘍などを望む。若手・熟練問わず、内視鏡にかかわる医師の積極的な応募を願う。



禁煙内視鏡機器開発の進歩により、通常内視鏡や超音波内視鏡により解像度の高い内視鏡画像を得ることができる。さらに、Narrow Band Imaging(NBI)やFlexible Imaging Color Enhancement(FICE) を代表とする画像強調内視鏡観察法(image-enhanced endoscopy:IEE) を拡大内視鏡に併用すると、微少血管構築像と粘液表面微細構造を高いコントラストで観察することが可能となり、胃疾患の画像診断は格段に進歩した。本症例検討セッションでは、このような最新のモダリティーを用いた質の高い内視鏡画像と病理組織学的所見が詳細に対比可能であった症例(良・悪性を問わず)を公募する。症例呈示いただいた後に、呈示された内視鏡画像が病変の病理組織学的構築にどの程度迫れているのか検討したい。

■一般演題

■専修医発表・研修医発表


■主催事務局■
第97回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
福岡大学筑紫病院 内視鏡部
〒818-8502 福岡県筑紫野市俗明院1-1-1
TEL:092-921-1011(内線3013)

■運営事務局■
株式会社コンベンションリンケージ
(担当:山下・占部)
〒812-0016
福岡県福岡市博多区博多駅南1-3-6 第三博多偕成ビル
TEL:092-437-4188 / FAX:092-437-4182

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